お金がない時どうしてる?みんなの知恵や解決策まとめ

車のローンを滞納?支払いが無理なら早急に車を手離すべき!

毎月の返済額の高額な車のローンは、サラリーマンにとって大きな負担になります。でも車はどうしても必要。最初の頃はきちんと支払っていた自動車ローンもお金が無い時には払えなくなってしまいます。

車のローンを滞納したら、どうなるのでしょうか。車のローンの滞納で大切な車を失ってしまうことにもなり兼ねません。自動車ローンの返済を滞納する事で起きる事柄を確認し、お金の無い時にはどうするのが一番良い方法なのかを探してみましょう。

自動車ローンを滞納したらどうなる?

生活の必需品の自動車です。今は各家庭に1台どころかパーソナルカーを所持している人もいますよね。車は高額な買物なので現金で購入するということはほぼないでしょう。ほとんどの人は自動車ローンを組んで購入しているのが実情です。

この自動車ローンは出費の中でかなり大きなウェイトを占めます。車種にもよりますが、高級車であれば月に5万円以上のローン支払い額となってしまいます。ボーナス併用となるとボーナス月には10万円以上の支払額です。

最長で7年~10年、毎月支払続けるのですから、その間に生活状況が変ってしまう可能性もある訳です。

お金が無くなってしまい自動車ローンが支払えなくなってしまう。そうなった時はいったいどうなるのでしょうか。

自動車ローンは車を担保にしているのと考えること

自動車ローンは買いたい車を担保にしてその車の購入額を借入し分割で支払うということですよね。

ローンの返済が滞ってしまった場合は最悪車を差押えられるということになります。

ローンの滞納から車差押えまでにどれくらいの期間があるのでしょうか。またその間どのような状況で督促が行われるのでしょうか。その流れを確認していきましょう。

自動車ローン滞納から車の差押えまでの流れ

自動車ローンの返済日に自動引落が出来なかった場合、再引落日に引き落とされるのですが、返済日に引落不可だった旨の督促が最初の引落日からすぐに文書で郵送されます。それ以降は次のような流れで督促が行われます。

引落日(27日) 郵送での督促
再引落日(翌月10日前後) 電話郵送での督促
再々引落日(翌月20日前後) 電話で車の差押えの可能性連絡
翌月引落日(翌月27日) 電話で車の差押え実行を告知
最終勧告(翌々月初旬) 差押え実施
最終実行期日(翌々月10日前後) 車の売却信用情報登録

最初の引落日から約1ヵ月半滞納すると車の差押えという、かなり厳しい状況です。

最終期日で約束した日にちに車を引上げに業者が希望の場所を訪れます。

それまでに延滞分を支払えば、もちろん差押えは解除されます。担当者と電話での話し合いとなるので、必ず何日までに支払うと約束し、その期日には遅れないように支払うようにして下さい。

この日にちは担当者との約束となりますから、しっかりとお金の工面ができる日にちを提示し、差押え期日までの○日には支払うと約束して下さい。

通常は月末の引落日までの支払いが原則ですが、多少の幅は担当者によって違いがあるようです。

自動車にかかる費用は自動車ローンだけではない

自動車ローンの滞納はかなり厳しいものだとお話ししてきましたが、ここでどうして自動車ローンが支払えない状況になってしまうのかを考えてみましょう。

一番の原因は大丈夫と思っていたけれど、給料が思うように上がらなかった、ボーナスが出なかったなどがあげられます。車を購入する時にはこういったことも想定して無理なく支払えるように購入価格を抑える必要もありますよね。

その他の原因では自動車を持つことでかかる諸経費のことを頭に置いてなかったということがあります。自動車を購入するとそのローンに加えて、ガソリン代や駐車場料金、そして自動車税。メンテナンスにかかる費用などかなりの物入りです。

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自動車を購入する時には経費を把握してローンを組むこと

自動車が来て楽しい暮らしがはじまるはずだったのに、思っていたよりも経費がかかって、ボーナスは思うほどなかった。そんな事が重なって、ローンが払えなくなってしまうということのないように、しっかりとシミュレーションした上で自分に合った車を選ぶことが大切ですね。

車の差押え前にすべきことと車を手離す決断

もう自動車ローンをどうしても払えそうにない。自動車ローンを滞納してしまい、差押えの通知があった。そんな場合には思い切って車を手離す事もひとつの方法かもわかりません。

給料は上がらないのに、出費は増えるばかりで、自動車ローンにまで手が回らなくなってしまった。そのまま遅延しながらローンを払い続けるのは難しいのではないでしょうか。

もちろん手離したからといって自動車ローンが無くなる訳ではありません。

査定額を債務残から差し引いて、残った金額は分割にして返済していかなくてはいけないのです。

車が無いのに、自動車ローンを返済し続けるのは納得いかないことかもわかりません。でも2万円ずつ支払っていた自動車ローンが月々5千円くらいになるのですから仕方のないこととして支払うべきですよね。

無理のない自動車ローンを組むことが大切

自動車ローンを滞納した場合にはどうなるのか、お話ししてきましたが、お分かりいただけたでしょうか。最初の支払い日から早くも1ヵ月半後には車の差押えを約束しなくてはいけなくなるのです。自動車ローンの厳しさを理解頂けたと思います。

カッコ良い新車が欲しいのは誰しもが考えることです。もちろん貯えが充分ある場合には好みの車を手に入れても、後々困ることはないでしょう。そうではなく、ぎりぎりだけど何とか大丈夫かな…という場合はじっくりと考えて結論を出して下さい。ローンに加えて車の維持費もしっかり払っていけるかどうか見極めが肝心です。

しっかりとシミュレーションして、無理のない自動車ローンを組むことを心がけるようにして下さいね。無理をして高級車を手に入れても、支払えなくなって困るのはあなた自身なのですから。

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