キャッシングの増額のコツ！あと少しだけ借りたいという人へ
お金を借りることをキャッシングといいますが、その中でキャッシング枠という言葉を聞きますよね。
クレジットカードの明細表をチェックすると「ショッピング枠」と「キャッシング枠」という表記に分かれているので、そういった場面で目にしているひとも多いのではないでしょうか。
この「枠」というのは、クレジットカードや若しくはローンカードなどを契約したときに決められるものですが、実は枠を増やすことも可能です。
そういった枠を増やすことを増枠、または増額と呼びます。
これから読んで頂くのはそんな「キャッシング」の「増額」についてのご説明と増枠のためのコツの記事になります。
湧水の様に借りられるわけじゃない！気をつけたいキャッシングの上限
お金を借りることのできるキャッシングですが、いくらでも借りていいというわけではないですよね。
キャッシングには借りることのできる金額の上限が決まっています。
その上限を契約者の意思で増やせないかと申し込むことをキャッシングの増額というのですが、そもそもの基本となるキャッシングの上限とは何なのでしょうか。。
- キャッシングの上限とは
この項目ではキャッシングの上限について考えていきましょう。
商品自体の融資額がこれ！金融機関や商品の種類で違うのが融資限度額
説明が繰り返しになりますが、キャッシングはお金を借りることです。
お金を借りることのできる金融機関は大きい都市銀行や地方密着型の信用金庫など、いろいろ規模がありますが、どの金融機関も上限なくお金を貸してくれるわけではありません。
キャッシングには、どの金融機関も「融資限度額」というものを設けています。
これは各金融機関や、取り扱っているキャッシング商品によっても変わりますが８００万円から５００万円を融資金額の限度額としているところが多いです。
住宅ローンは家を買うために必要になる金額が大きいので、融資可能な金額も、もっと大きくなります。
契約者の個人個人に合わせた金額設定になっているのが借入可能額
しかし、融資可能までの金額を契約者であるひとの誰もが借りられるというわけではありません。
契約者には、ひとりひとりに「借入可能金額」というものをキャッシングができるようになった時点で設けられます。
例えば、５００万円までが融資可能な金額でも、契約者それぞれで１００万円までが借入可能金額であったり、２００万円までが借入可能金額であったりします。
この借入可能額という金額設定がキャッシング枠ということになり、キャッシングの増額が可能になるのは、この借入可能額という部分です。
- キャッシングには融資限度額と借入可能額がある
- 融資限度額は金融機関側が商品に設定している貸付金額のこと
- 借入可能額は契約者が借りることのできる金額のこと
影響するのはどんなこと？借入可能金額がそれぞれで違う理由とは
では何故、契約者ひとりひとりで借り入れが可能となる金額が違うのでしょうか。疑問に思いますよね。
そこで、この項目でご説明するのは「借入可能金額」を設定する基準です。
- 契約者の借入可能金額について
キャッシングの契約には欠かすことのできない審査も、このようなことの決定に必要なものなのです。
決定するのは審査次第！個人の年収が借入可能金額に影響している
キャッシングの申し込みをして契約までに必要なのが「審査」という項目です。
この「どのくらいの金額ならば問題ないのか」というのが個人個人で違いがあるので、借入可能金額も、契約者によってばらつきが出るのです。
実は金融機関側にも貸付の決まりが！やはり関わってくるのは年収
こうしてみると、キャッシングの申し込みを考えているひとに敬遠させてしまいがちな審査は、とても重要な役割を果たしているということになります。
審査において、さまざまな判断をするために必要なのが申し込みをしているひとの、さまざまな情報です。とくに下記の情報については、間違いや嘘は許されません。
- 氏名
- 住所
- 年齢
- 勤務先
- 年収
お金に関する申込者の情報で審査された結果、借入可能金額が決まるのですね。
またお金を融資する金融機関のほうにも融資についての規定があります。
とくに貸金業に関する規定には『契約者の年収の三分の一を超える金額は貸付してはいけない』という決まりがあります。
こういった規定があることで、それぞれの借入可能額が設定されているといえるでしょう。職場が違えば年収も変わるでしょうし、年収が違えば、三分の一になる金額も変わってくるということですね。
- 借入可能金額は申込者の収入や勤務先などの違いで決まる
- 金融機関側にも「年収の三分の一以上の貸付はしてはいけない」という規定がある
キャッシングの増額に大切なこととは？増額の条件とその申し込み方法
さて、キャッシングの「枠」である個人の借入可能金額の設定される基準などが分かったと思います。
次はその借入可能額を増やすにはどうしたら良いかというところをご説明しますね。いよいよキャッシングの増額の仕方が分かりますよ。
- キャッシングの増額の方法
キャッシングの増額をしたい！そのための条件は年収が増えていること
キャッシングの枠、つまりは借入可能金額を決定するときに必要になるのが年収であるということは、キャッシングの増額には年収が増えていることが重要です。
転職や、昇進若しくは栄転などで今までよりも収入が増える予定があるひとや、もうすでに収入が増えたというひとはキャッシングの増額が可能になる可能性が高いでしょう。
最低限の借入金額を希望したひとなら今までと年収が同じでも大丈夫！
また特別、収入が増えていなくてもキャッシングの増額が可能なケースがあります。それは最初の契約の段階で、希望借入額を少なめに希望したひとです。
こういったひとの場合は、最初から年収を考慮したギリギリの借入可能額を設定しているひとよりも余裕があるので希望をすれば増額をしてもらえる可能性が高いでしょう。
キャッシングの増額はインターネットで対応！収入証明書も忘れずに
今までのキャッシングの枠を増額する方法は、インターネットなどで申し込みができます。
その際、年収が増えたこと、または年収が今までと変わらないことを証明するための書類が必要です。
【増額申し込みで必要なこと】
| 年齢 | 満２０歳以上 |
|---|---|
| 書類 | 収入証明書 |
| 収入 | 安定とバランスを保てること |
審査には、だいたい一週間ほど掛かると考えておいたほうが無難です。増額する必要があるときは事前に申し込んでおくべきでしょう。
増額可能な額は、１０万円から２０万円というのが一般的です。
- キャッシングの増額には年収が増えていることが重要
- 借入希望金額を低めにした場合は今までの年収でも増額可能になることも
- 増額は１０万円から２０万円単位で可能なところが一般的
- 申し込みには収入証明書を忘れずに用意する
増額を考えるならここに注目！おさえておきたいキャッシングの注意点
念願のキャッシングの増額方法が分かったところで、最後に注目したいのが増額についてのいくつかの注意点です。
増額の申し込みはインターネットで手軽に行えて非常に便利ですが、気をつけなくてはならないことがたくさんあります。
- キャッシング増額の注意点
最後の項目なので、しっかりとご説明していきますよ。
増額は１０万円単位！自身の年収に合った借入可能金額分を希望すべし
前の項目でもあったように借入金額の増額をする際は、１０万円単位での増額が一般的です。多くても２０万円くらいが増額できる金額だと思っておいたほうが良いでしょう。
今までは５０万円の借入可能金額だったのが、いきなり１００万円に増額できるケースは稀で、年収もそのくらいの金額分高くなっていることが最低条件でしょう。
また、こういった点から考えても、増額を希望するときに収入に見合わないほど高い額を希望してしまうと審査に通過できなくなる可能性が高くなります。
転職したばかりは審査に通らない！今までよりも借入金額が減る場合も
加えて注意したいのが、増額の申請をして審査を受けた結果、今の借入可能金額よりも額が減らされてしまうというケースもあります。
この場合は、年収が前よりも減っていたり転職したばかりだったなどの理由で、収入の安定が保証できないと判断されて減らされてしまうようです。
これまでの借入額で返済計画を上手に熟せていれば増額も問題なし！
そして、キャッシングの増額に大切であり、最も注意したい点がもうひとつあります。増額を希望する前の、借入可能金額で返済計画を確実に熟せていたかどうかです。
返済日にきちんとお金を用意できなかったり、返済期日を忘れてしまっていたりして、返済が遅れたりするようなことが頻繁にあると、現在の借入金額でも返済計画を上手に熟せていないのに増額なんてできない、と判断されます。
- 自分の年収に合わせた増額を希望すること
- 増額の審査を受けて借入可能金額が減額されてしまうこともある
- それまでの返済計画を確実に熟していることが重要
増額を希望するよりも、現在の借入可能金額で何故、お金が足りないのかを考えることのほうが重要です。
審査を通過したいアナタにおくるキャッシング増額に必要なこと三か条
キャッシングの増額について詳しくご説明させて頂きましたが、いかがだったでしょうか。
増額をするための一番のコツは、どんなときでもキャッシングの審査を通過できるような経済状態にあることだと思います。
- 年収が上がれば増額も可能になる
- これまでの返済計画が問題ない状態である
- 無理な増額はしない
自分の収入と、キャッシングの特性をよく考慮して、バランスを保ちながら上手に利用していくことが大切です！
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