お金がない時どうしてる?みんなの知恵や解決策まとめ

家賃の滞納で強制撤去!?住み続けるための賢い選択

お金がなくて家賃が払えない。特に不景気な今は家賃を滞納してしまう人も増えています。毎月きちんと支払うべき家賃を支払わないでいるとどんな状況になると思いますか。そうですよね、強制的に退去させられても文句を言えません。

お金がないから、は言い訳になりません。今の部屋に住み続けたいのなら、家賃の滞納はいけません。こちらではお金がない時に家賃滞納から逃れるにはどうすれば良いのかなど、お金がない時の対処方についてもお話ししていますよ。

お金がなくて家賃が払えない!

今月は給料が少なく出費も多かったので、家賃が払えない。もしも延滞したらどのような状況になるのでしょうか。大家さんは家賃の振込が無い場合、すぐに不動産会社に連絡をします。不動産会社は何かの理由で家賃の振込が遅れた事も考慮し、2、3日は様子を見ます。

3日を過ぎても家賃振込が無い場合には、さっそく催促の連絡があります。電話が繋がらなければ何度でも連絡をします。

家賃は生活費の中でも大きな割合を占めるものです。ここで滞納となると、次回は2ヵ月分の家賃が必要になります。1ヵ月でさえも滞納するのに2ヵ月まとめて払えるとは思えないからです。

そこで出来るだけ、当月の内に家賃支払を促したいという訳です。

そこで、今月はどうしても家賃が払えないので、親に借金をして支払うつもりなので、もう少し待って欲しいとか、1週間後にはお金が入る宛てがあるので、それまで待って欲しいというような回答があれば、もちろん不動産会社は大家さんにその旨話します。

必ず当月中に家賃を払うこの約束が大切

大家さんも事情が分かれば、その日まで待ちましょうといってくれることが多いのです。もちろん口から出まかせでなく、きちんとその日を守ることが大原則です。

それまでの家賃振込がきちんと行われて、今回が初めての家賃振込遅れだとすれば、間違いなく大家さんは振込日を遅らせてくれるでしょう。

これが何度も同じようなことを繰り返していたのでは信頼関係もまったく無くなってしまいますけれど。

家賃滞納と空室は大家さんの一大事

昔の落語のように直接大家さんが家賃を取りに来て、家賃が払えない店子は居留守を使ってそれを回避する、というような人情は現在ではありえない事なのです。部屋の空室と家賃の滞納は大家さんにとっても死活問題となるほどの一大事なのです。

そういった大家さんの負担を無くす為に、間に不動産会社が入って、スムーズな経営を助けているのです。そこで、家賃を滞納させないために、不動産会社はあらゆる手段で家賃回収につとめます。たとえ全額でなくても何回かに分けてでも支払って欲しいと考えるのです。

それは借主である人にとってもありがたいことだと思わなければいけません。そのままずるずると滞納してしまうと、強制退去させられる可能性が多いし、万が一住む家が無くなると何もかもに悪影響を及ぼすからです。翌月に2ヵ月分の家賃を払うよりも、今月中に家賃の半分でも払っておく事で翌月が幾分楽になりますよね。

強制退去はどれだけ家賃を滞納したら行われる?

契約不履行ということでいうと、1ヵ月の滞納でも強制退去は可能です。でも1ヵ月の滞納で強制退去されるケースは多くないといえるでしょう。

何回も同じように家賃の払い遅れがある場合には1ヵ月でも強制退去されますよ。

通常、契約解除の認可ということでいえば、3ヵ月以上の滞納がある場合には強制的に退去を言い渡されます。そして借主は無条件でこれに従わなければいけません。家賃を3ヵ月も滞納したのですから当然ですよね。そうならない為に滞納分を払える金額だけでも払うという気持ちで誠意を持って支払う姿勢が大切になります。

逃げずに不動産会社に相談しよう!

不動産会社からの催促の電話には出ない、会社にかけてもいない、書状を送ってもまったく連絡がない。このようなことがあると、まず滞納分は払ってもらえないと不動産会社では判断します。そうなると大家さんへ連絡が行き、強制的に出て行ってもらうということになるでしょう。まずは不動産会社の催促の電話には出なくてはいけません。

お金がないために家賃の振込が遅れていることをまずお詫びし、何とか支払うので少し待ってもらえないかと相談して下さい。

決して雲隠れのようなことはしないことです。今の部屋に住み続けたいのなら、誠意のある対応を借主も当然しなくてはいけないのです。

お勤めはしていて、今月だけ給料が少なかった、という事なら、カードローンを利用してとりあえず家賃だけは払うというのも一つの手です。家賃が6万円だとして、6万円を借入て、毎月5000円ずつ返済するのなら、次の月の家賃の支払いにもさほどの支障はないのではありませんか。

保証会社を保証人としている場合は信用情報にもかかわる

家賃の滞納で信用情報に影響があるということはないのですが、保証人がいなくて、保証会社に保証してもらっている場合には3ヵ月家賃の滞納があると、長期滞納として信用情報に履歴が登録されてしまいます。一旦登録された履歴は5年以上消えることはないのです。

滞納してしまった家賃が原因で、その後もしも家を購入できる機会に恵まれたとしても、信用情報が消えない間は住宅ローンも組むことが出来ないという結果になってしまうのです。家賃はどんなことがあっても滞納しないようにすべきですね。

無理せず収入に合せた家賃の部屋を借りよう

家賃を滞納した場合に、どのような処置が取られるのか、それを回避する為にはどのようなことが必要なのかなどお話ししてきましたがおわかりいただけたでしょうか。

家賃が払えなくなるのは、収入に対して家賃が高すぎたり、預金がまったくない毎月ぎりぎりの生活を送っていることが原因ではないでしょうか。

無理せず、払っていける部屋を選ぶことも大切です。それなら少しずつ預金もできますよね。

給料が今月は少ない。それでも貯えの中から家賃はきちんと払える。それが理想ですよね。家賃滞納は一度すると翌月には倍の家賃を支払わなければいけなくなるので、かなり大きなダメージとなります。滞納はしない!という気持ちが大切なのです。
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