お金がない時どうしてる?みんなの知恵や解決策まとめ

キャッシング利用前はしっかり返済計画を!借りた後では遅い理由

急な出費や手持ちの現金が足りない時に便利なキャッシング。

コンビニのATMでも手軽に借入できるため、つい使いすぎてしまうこともあるかもしれません。

お金を借りること自体はよいのですが、重要なのは借りた後の返済です。

借金に苦しめられることなく安全にキャッシングを利用するために、賢い返済計画の立て方を詳しく解説します。

返済計画を立てる際に知っておくべきこと

少額の借入でも、繰り返し利用すれば当然借金は増えていきます。

借金の負担を少しでも軽くするには、借りる前の段階から返済計画を立て始めることがベストです。

返済に使える金額を把握する

まず、毎月の収入のうち、いくらまでなら確実に返済に回せるかを考えましょう。

ただし、収入から生活費を差し引いて余った分のお金を全て返済に回すのはあまりオススメできません。

予定外の出費が起こることも考慮したうえで少しお金を残しておき、その残りで無理なく返済できるようにしましょう。

短期間での完済を目指す

借金の利息は借入期間が長ければ長いほど増えていきます。

少額ずつの返済なら月々の負担はさほど大きくありませんが、利息ばかりを支払って元金が減らなければいつまでも返済が続くことになります。

比較的余裕がある月は1,000円でも2,000円でも多く繰上返済をして元金に充てましょう。

借金を一本化する

すでに複数の借入がある場合はおまとめローンや借り換えを利用するのもオススメです。

借金を一本化すると借入金額は増えますが、金利は低くなります。

また、返済日が月1回のみになるため、返済の管理がしやすいというメリットもあります。

放置は危険!返済が滞ると起こる怖いこと

返済計画を立てる際のポイントについてはこれまでの説明でお分かり頂けたかと思います。

ここから先は、返済が滞った際の注意点について説明します。

遅延損害金が発生する

返済が1日でも遅れたら、その時点で遅延損害金が発生します。

銀行でも消費者金融でも、遅延損害金は20.0%に設定されていることが多いです。

遅延損害金が20.0%のキャッシングで5万円を借りて返済が10日遅れた場合、計算式は5万円×20.0%÷365日×10日となり、結果は約2,739円です。

返済が遅れれば利息だけでなく遅延損害金もどんどん増えてしまうので、期日に間に合わないと思ったら必ず借入先に連絡・相談し、なるべく早く返済するようにしましょう。

ブラックリストに載ってしまう

数日間であればあまり気にする必要はありませんが、3ヶ月以上の延滞や滞納は金融事故情報として登録され、ブラックリストに載る原因となります。

一度ブラックリストに載ってしまうと、新規のカードローンや住宅ローンの審査を通過することが非常に難しいです。

借金を完済したとしても、すぐに事故情報が抹消されるわけではないので注意しましょう。

裁判沙汰に発展してしまう

金融機関に連絡せず督促も無視し続けた場合、裁判所から通知が届き一括返済を求められます。

それでも返済できなければ差し押さえという形で強制的にお金を回収されます。

裁判所が介入したら逃げることはできませんが、異議申立書を提出すれば分割での返済が可能です。

無計画な借入と返済は禁物です!

最後におさらいとまとめをします。

キャッシングを利用する時はただ借りるのではなく、返済する時のことも考えておかなければなりません。

毎月の収支をしっかりと把握したうえで、生活に支障がない程度に返済をしていくことが重要です。

無計画に借入と返済を繰り返していると、いつまでも借金が減らず、自分で自分の首を絞めることになってしまいます。

無理のない返済計画を立て、必要以上に借入しないことを常に意識しながら上手に利用しましょう。

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