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キャッシングの返済滞納ペナルティー!遅延損害金とブラックへの道

どうしてもお金が足りない。支払期日前にお金を融通させることができず、支払いを滞納させてしまった場合、どんなペナルティーが発生してしまうのでしょうか。

支払期日が目の前に迫っていて不安で仕方ないという方にも、これからキャッシングを利用する予定だけどもし支払いが遅れてしまったらどうしようと不安な方にも、滞納してしまった場合のペナルティーについて詳しくご紹介していきます。

滞納時に発生するペナルティーとして大きなものは2つあります。「遅延損害金の発生」と、「信用情報への記載」です。

遅延損害金って? 信用情報に記載されたら何があるの? そんな疑問にもお答えしていきます。

キャッシング滞納時のペナルティーその1【遅延損害金の発生】

キャッシングを滞納してしまった場合のペナルティーとして、まずはじめに「遅延損害金」があります。

遅延損害金とは、定められていた支払期日までに返済ができなかった場合に発生する延滞料金のことです。支払期日の翌日から発生し、延滞が解消されるまで1日ずつ料金が加算されていきます。

遅延損害金の利率は金融会社やキャッシングのプランによって異なります。貸金業法で遅延損害金の利率は最大20.0%までと決められており、消費者金融では年利20.0%と定めている会社が多いようです。

支払いを延滞した場合、滞納した支払金額(最小返済額)+遅延損害金の合算金額を支払うことになります。

借入金額の返済分+利息+遅延損害金(+各種手数料)となるわけです。遅延損害金は1日ずつ延滞料金が加算されていきますので、もし支払いが遅れてしまった場合は1日でも早く返済をするようにしましょう。

金融会社によっては、利息分だけでも支払えば遅延損害金は発生しないとしているところもあるようです。なので通常の支払いが困難な場合は一度相談してみるといいでしょう。借入金額を減らすことはできませんが、追加料金を支払わずに済むかもしれません。

ただし、利息のみの支払いに終始しないよう注意してください。

元の借入金額を減らしていかない限り、利息は発生し続けます。利息の支払いに終始してしまうと何年経っても返済が終わらず、余計に自分の首を絞めてしまうことになるため、その点は気をつけるようにしていきましょう。

キャッシング滞納時のペナルティーその2【信用情報への記載】

滞納時のもう一つの大きなペナルティーとして、信用情報への記載があります。信用情報に、延滞・滞納したことがあると履歴が載ってしまうのです。

信用情報とは、CIC・JICC・KSCといった信用情報機関が管理しているクレジットカードやローン、キャッシングの利用履歴のことです。金融会社ではこの情報を基に、クレジットカードやローン・キャッシングの審査を行っています。

支払期日までに支払いが行われなかった場合、金融会社は信用情報機関に期日までに支払いがなかった旨を連絡します。信用情報機関はその連絡を受けて、信用情報に延滞・滞納の履歴を記載していきます。

延滞情報を信用情報機関に連絡するタイミングは金融会社によって異なります。数日中に支払いがされたら信用情報機関には連絡しないという業者もありますし、支払期日から1日でも遅れたらすぐ連絡するという業者もあります。

こればかりは業者に聞いても詳細を教えてくれないので、延滞したら信用情報に記載されると思っておきましょう。それだけ延滞というのは信用を揺るがすものなのです。期日通りの支払いを心がけるようにしていきましょう。

信用情報に延滞の情報が記載されると、クレジットカードの発行や、住宅・自動車ローン、キャッシングなどの審査でマイナスの印象を与えてしまうことになります。

一回の延滞だけで審査に落ちるということはないかもしれませんが、不利に働くことにはなってしまいます。審査には通っても、クレジットカードやローン・キャッシングの利用限度額に制限がかかったり、増額されないということもありますので注意してください。

なお、62日以上の延滞は長期間の滞納として金融事故と見なされます。

金融事故とは、長期間の返済遅延や債務整理など、金融会社と何らかのトラブルが発生することを言います。いわゆる「ブラックリストに載る」というのはこれらの金融事故を起こした場合のことを指しています。

金融事故の履歴も信用情報に記載されるため、審査で非常に大きなマイナスの印象を与えることになります。金融事故情報が記載されていると審査に落ちやすいと言われているため、長期間の滞納とならないよう、1日でも早い返済をするようにしましょう。

ちなみに、信用情報機関によって異なりますが、延滞情報が信用情報に記載されるのは延滞解消から1年~5年の間です。その期間が過ぎると延滞履歴は信用情報に記載されなくなります。

とはいえ、少なくとも1年は延滞履歴が記載され、信用情報に傷がついた状態となってしまうため、期日通りの支払いを行うようにしていきましょう。

どうしてもお金がない!キャッシングを滞納してしまう、そんな時は…

キャッシング滞納時に発生する大きなペナルティーとして、「遅延損害金の発生」と「信用情報への記載」についてご紹介してきました。主なペナルティーはこの2つですが、他にも細かなペナルティーはいくつもあります。

「信用情報への記載」について、数日の延滞は信用情報機関に連絡しない金融会社もあると記述しましたが、短期間に何度も繰り返すと延滞の常習者と見なされ、金融会社独自のブラックリストに記載されてしまう場合があります。そうなると、その会社から新たに借入を行う際、審査に通りにくくなってしまうでしょう。

また、キャッシングではありませんが、クレジットカード会社によっては、クレジットカードの支払いが3回延滞されると、カードの利用を停止させるところもあるようです。カードの回収や会員資格を取り消す場合もあるようなので、どのような場合でも支払い期日の管理は必要なようです。

長期間に渡る滞納を続けていると法的措置に移行する金融会社もあります。簡易裁判所から支払い督促状が届いたら法的措置を取られたということになります。異議申し立てをしなければ、裁判手続きを経ずに金融会社側の申し立てが確定することとなりますので注意してください。

どうしても支払期日までの支払いが難しいという場合は、必ず事前に金融会社に相談するようにしましょう。既に触れたように、利息だけでも支払ってくれればいいと言ってくれる場合もあるかもしれません。事前に連絡をしておけば金融会社に与える印象も悪くはなりにくいので、必ず事前連絡をするようにしましょう。

支払い期日から支払いが遅れれば遅れるだけ、発生するペナルティーは大きくなっていってしまいます。どうしても工面が難しくなった場合は債務整理をするという手段もありますので、弁護士など専門機関に相談する手を取るのもひとつです。

なるべくペナルティーを受けないで済むように、1日でも早く返済できるよう心がけていくようにしましょう。

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