キャッシングは毎月の返済額に注意しよう!低金利でも損をする!?
どうしてもお金がないとき、キャッシングは本当にたよりになります。毎月の返済額も思ったより少ないし…。
返済額が小額で助かる、と思っていても長い目でみれば意外と損をしているかも知れませんよ!キャッシングの金利はちょっとした心がけで結構節約できるんです!また、毎月の返済額が少ないからといって、つい切れ目なく借りてしまうと気がついたら、返済総額がとんでもない額に!ということもよくあります。
キャッシングの返済方法を知って、かしこく利用しましょう!
要チェック!キャッシングの返済方式で返済額が違ってくる!
キャッシングの返済方式は、ほとんどの会社がリボルビング払いです。
リボルビング払いは何種類かあり、会社によって呼び方も少しずつ違うので少々混乱しますが、だいたい以下の8種類におさまります。
2.元金定率リボルビング方式
3.元利定額リボルビング方式
4.元利定率リボルビング方式
5.残高スライド元金定額リボルビング方式
6.残高スライド元金定率リボルビング方式
7.残高スライド元利定額リボルビング方式
8.残高スライド元金定率リボルビング方式
1~4までと5~8までで返済方式が大きく2つに分かれていることが一目瞭然ですね。しかし、全ての返済方式に共通して『元金』か『元利』、『定率』が入っています。5~8間では『残高スライド』が加わっています。
この共通のキーワードを紐解いていくと、返済金額がなんとなく見えてきます。
元金方式は、決められた返済額に毎月の利息がプラスされる返済方式です。仮に10万円借りたとして、毎月1万円ずつ返済するとします。利息が5%の場合、毎月の返済額は1万500円となります。
元利方式は毎月の返済額に利息が含まれています。毎月の返済額1万円の場合、1万円の中に利息500円も含まれているので、元金の返済額は9,500円となります。
定額方式は、毎月同じ額を返済していきます。10万円借入して、返済を月1万円としたら、最後まで1万円返済することになります。
定率方式は、借入額に一定の割合をかけた金額を支払うことになります。
10万円借入れして、返済の残り金額が5万円、3万円と減っていったとしても残高に対して一定の割合が10%と決められたら、残高に対してずっと10%を返済していくことになります。当然、返済が進めば手数料は下がっていきます。
残高スライド方式は、返済額の残高に応じて返済率が変わっていきます。
返済方式に対してモヤモヤしていたものが、少しは解消されたでしょうか?でも、実際の返済額は審査結果を待たなければなんとも言えません。
借りる前に必ずWEBのシミュレーションを利用してください!
毎月の返済金額は少ないほうがラク。しかし…
毎月の返済額が一括払いと分割払いだけでは、その月の懐具合によっては支払いが苦しくなってしまうかもしれません。
その点、リボルビング払いは金額が大きくなっても毎月一定額を支払えばいいので、収入が少ない月でもあわてずにすみます。
当たり前ですが借入れ金額が増えてくると、それだけ利息も増え手数料もかさんできます。
リボルビング払いは毎月の支払額が抑えられるため、追加で借入れして返済額が増えても、実感が湧きにくいという欠点もあります。
返済が終わりかけると、また借入れして毎月返済の繰り返しで、いつまでたっても借金生活から抜け出すことができなくなる人も多いようです。借りる前に完済までの合計金額は必ず把握しておきましょう!
余裕があれば繰上げ返済を!毎月の返済額は自分で決めよう!
返済が進めば残高は減っていきます。とくに定率方式、残高スライド方式は最後の方は数千円、数百円になります。借入金額にもよりますが、今月は予定の返済金額より多く払える!ということが増えてくるはずです。
正社員であれば、ボーナスがもらえる人もいるでしょう。それなら、極力多めに返済してしまいましょう!
小さな金額でも、毎月積み重ねれば数万円の節約になることも珍しくありません。繰上げ返済が簡単にできる会社を選択肢に入れることも忘れないようにしてください。
毎月の収入・支出から適切な返済額を見極めよう!
自分の収入と毎月の支出を把握していますか?審査結果で自分で思ったより高い金額が借りられるとしても、それが本当にあなたの身の丈にあった金額だという保証はありません。
収入が支出を超えたら、最初の1月2月は何とかなっても後で必ず行き詰ってしまいます。また支払いが何年も続けば、それだけあなたが自由に使えるお金も減っているのです。
借入れする前に利用する目的をもう一度よく考えて、キャッシングしてください。お金がないからというだけで無計画に借りていると、大事なときに資金繰りができずに本当にやりたいこと、欲しいものをあきらめざるをえない状況になるかもしれませんよ!
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