お金がない時どうしてる?みんなの知恵や解決策まとめ

キャッシングとは?他ローンとの違いとメリット・デメリット

CMなどで多く宣伝されているキャッシングやカードローン。

そのCMなどを眺めていて皆さんはふと思ったことはありませんか?キャッシングとローンの違いってなんだろう、と。

この記事ではキャッシングとはどういうものなのか、ローンとの違いはあるのかどうかを詳しくご説明したいと思います。

またキャッシングのメリットやデメリットなどもご紹介しますので、ぜひ読み進めて頂けたら嬉しいです。

もちろん、今、お金が足りなくて困っているというひとは参考にしてほしい内容になっています。

お金を借りるキャッシングってどんなもの?基本的なシステムとは

キャッシング」とはお金を借りることという説明をしても、もうそれは誰もが分かっていることだと思います。

ここでご説明していきたいのは、キャッシングとはどんなシステムであるかというところです。

~基本的なキャッシングのシステム~

  • キャッシングの融資について
  • 返済システム
  • キャッシングの金利

意外と、どんなものなのかと聞かれると分からないひとが多いと思います。では、キャッシングのシステムについて詳しくご説明しますね。

少ない額を融資!それがキャッシングの基本的な融資システム

キャッシングとは、クレジットカードなどに付いている少額の融資システムをいいます。

言われてみればクレジットカードはショッピング枠とキャッシング枠に分かれている、と気づいたひともいるかもしれませんね。クレジット機能のローン枠とは呼びません。

クレジットカードとは関係ないところでキャッシングと呼ばれているものも多いので、キャッシングというのはクレジット機能だけに留まりませんが、少額の融資であるという点が共通していると思っていいでしょう。

少額の融資というのは主に10万円から50万円くらいまでの金額をいいます。

キャッシングの返済方式は返済日に全額返済する一括完済が基本!

クレジットカードを例にとっていえば、キャッシングは借りたお金を返済するときに、分割で返済ではなく一括で借りた額を全額返すという方式になっています。

今はリボ払いと呼ばれている分割で返していく方式を選べるものも多いので一概には言えませんが、一括完済していくというのが基本的なキャッシングの返済方式であるでしょう。

【一括完済】一回の返済日で全額返すことを一括完済といいます

キャッシングは返済するときに必須な金利の利率が少し高めなのが特徴

また、お金を借りたときに避けて通れないのが金利の発生ですが、キャッシングでお金を借りた場合に金利の利率は高くなることが知られています。

クレジットカードのキャッシング機能で金利を調べてみると、ほとんどのクレジットカードが実質年利18.0%となっています。

銀行や信用金庫などの金融機関の金利が年14.0%などのところがあると考えると、キャッシングの金利は少々高めの設定であると言えますね。

~キャッシングとは~

  • キャッシングとは少額の融資をしているシステム
  • 返済は一括で借りた金額全額を返す
  • 金利が高めなのが特徴

金融機関の商品として有名なローン!キャッシングとの違いとは?

銀行や信用金庫などの金融機関ではお金を融資する商品を「ローン」と呼びますよね。

住宅ローンやマイカーローン、教育ローン、近年では審査時間が短いということが宣伝されているカードローンもあります。

では、このローンはキャッシングとはどのように違うのでしょうか。

~キャッシングとローンの違いとは~

  • ローン商品の融資額
  • 返済システム
  • ローン商品の金利

それでは、キャッシングとローンでは上記3点がどのように変わるのかご説明しますね。

比較的に大きな金額を融資してくれるのがローンと呼ばれるものの特徴

銀行などのローン商品を見ても分かるように住宅ローンやマイカーローンなど、融資可能な金額がどれも大きいのがローンです。

最近、人気が高まっているカードローンももちろん少額の融資もしてくれますが、融資限度額は500万円を超えるものばかりです。

このように、金融機関などで取り扱っているローンは大きい金額を融資することが基本的なシステムになっていると言えるでしょう。

都市銀行などでは1000万円の融資を可能にしているカードローンもあるので驚きですね。

ローンは返済額も大きくなるのでリボルビング方式を採用している

融資金額が大きくなっている商品はひとによっては借入可能金額も大きなものになってきます。

その大きな金額を一括で返済するのは難しくなってしまうことが多いために、ローンの返済はキャッシングのような一括完済ではなく、少しづつ返済していくリボルビング方式という方法になっています。

【リボルビング返済方式】
決められた一定の返済額を少しづつ返していくこと、通称リボ払い。

よって一括で返済するキャッシングよりもローンのほうが返済期間が長期になるのが特徴です。

キャッシングに比べてかなり設定されてる金利が低いのがローンの特徴

また返済期間が長期にわたるので、それに伴う金利はキャッシングよりも低金利なのがローン商品の特徴でもあります。

金利には『固定金利』と『変動金利』の2種類があり、それらを上手に使うことで金利の総額を抑えることが可能です。低金利の場合、変動金利を設定しているローンが多いと思います。
金利について
【固定金利とは】最初に設定したときから利率が変わらない金利。
【変動金利とは】上がったり下がったり利率が変動する金利。

~キャッシングとローンの比較~
1、融資額

キャッシング 少額融資
ローン 高額融資

2、返済方式

キャッシング 一括完済
ローン リボルビング方式

3、金利

キャッシング 高めの金利
ローン 低い金利

あえてこちらを選ぶ理由はコレ!キャッシングを利用するメリット3点

ローンとの違いが明確に分かったところで、ではキャッシングにはどんなメリットがあるのでしょうか。

この項目はキャッシングのメリットについてお話してきましょう。

~キャッシングのメリットについて~

  • 使い勝手について
  • 契約の手間
  • 利用の仕方について

キャッシングのメリットについて考えるときに大事なのは上記の3点です。

クレジットカードさえ持っていればいつでもキャッシングが可能!

まずはメリットのひとつであるキャッシング機能の使い勝手についてです。

クレジットカード機能のひとつとして考えたキャッシングのメリットは、クレジットカード一枚あればいつでも使うことができることです。

財布に一枚クレジットカードが入っていればショッピングができるのは当たり前ですが、キャッシングもできてしまいます。

ATMもクレジットカード会社が用意している専用のものでキャッシングが可能になるので使い方が分からなくて混乱することも少ないでしょう。

キャッシング機能を使えばわざわざローンカードを契約する必要なし!

ローンカードの場合は、あらためて契約するのにクレジットカードのときと同じように審査を受け、同じような書類を用意しなければなりません。

しかしクレジットカードのキャッシング機能はクレジットカードを契約したときに、利用すると設定しておけば審査や書類などをあらためて用意する必要がありません。

クレジットカードのキャッシングなら、ローンを契約するという二度手間を防ぐことができるのです。

使いすぎや借りすぎを回避することが可能な少額融資も充分なメリット

キャッシングは融資額が少ないという話を先程しましたが、それは考え方次第ではメリットのひとつと言えます。

お金を借りるために頻繁にキャッシング機能を利用していると、感覚が麻痺してつい、借り過ぎてしまうという状況になりやすいです。

しかし、ある程度キャッシングの枠が小さく設定されていれば、使い過ぎや借り過ぎを未然に防ぐことになります。

~キャッシングのメリットまとめ~

  • クレジットカードと一体型になっているキャッシングはかさばらなくて便利
  • キャッシング機能を使えばローンカードを契約しなくて済む
  • 少額の利用に留めることができるので使い過ぎを防ぐことができる

また一括で返済できるので金利が必要以上に膨らむこともありません。

良いことだらけじゃない?キャッシングと切り離せないデメリット3点

キャッシングにはメリットもありますが、もちろんデメリットもあります。

メリットだけを知っていたかった!と思うひとも中にはいるかもしれませんが、もしキャッシングを利用したいと考えているならばデメリットもあるということを知っておきましょう。

~キャッシングのデメリットについて~

  • 金利について
  • お金を借りているという感覚について
  • 紛失や盗難について

キャッシングのデメリットに関することは上記の3点です。

利用を考えているひとは、しっかりとデメリットも把握してくださいね。

短期間の借入にとどめても負担!キャッシングのデメリットは高い金利

キャッシングのデメリットは先程の話にも出た通り、金利が高めであることです。

金利の負担をできるだけ抑えたいと考えているなら借り入れをした翌月の返済日に必ず完済することが重要です。

一回で借り入れた金額をすべて返済してしまえるので、長期で返済計画を立てるよりは負担が軽くなりますが、金利が高いというのはどうしてもデメリットになってしまう点です。

クレジットカードであるという感覚が金銭感覚を狂わせてしまう可能性

クレジットカードの機能としてキャッシングを利用する場合に、少額の融資であるから借り過ぎを未然に防ぐことができる、とはご説明しました。

しかし、中には「手軽にクレジットカードを会計に出す」のと同じ感覚でお金を借り続けてしまうひとがいないともかぎりません。

そういったクレジットカードと同じ感覚で使うことができると思ってしまってるひとがキャッシングを利用してしまうと、やはり借り過ぎに繋がってしまうというのが、デメリットだといっても間違いないでしょう。

節度を持った使い方をすることが大事です。

紛失や盗難に遭っても補償されないのがキャッシング枠のデメリット

クレジットカードのキャッシングを利用した場合に、クレジットカードそのものを紛失したり盗難に遭ったなどしたときにはショッピング枠は補償してくれますが、キャッシング枠の利用については補償対象ではありません。

また盗難の被害に遭って勝手にキャッシング枠を使われてしまった場合も、補償してくれないので、キャッシング枠を有効にさせておくうえで大きなデメリットに繋がってしまいます。

~キャッシングのデメリットまとめ~

  • キャッシングは他のローンに比べると金利が高い
  • クレジットカードを使うがゆえにお金を借りているという感覚が鈍りがちに
  • カードを落としたり盗まれたときにキャッシング枠は補償されない

紛失したり盗難の被害に遭わないようにすれば、このデメリットは充分回避可能です。

キャッシングで大事なことはただひとつ!借り過ぎないように計画を!

基本的なキャッシングのことから、メリットやデメリットまでご説明させて頂きましたが、少しでもキャッシングの疑問解消に繋がったでしょうか。

キャッシングを利用してみたい、これから利用するからその勉強に、などなどキャッシングについて知りたいと思う理由は、ひとそれぞれですよね。

少しでも、キャッシングとはという疑問を持って記事を読んで頂いた方のお力になれればいいなと願っています。

そして最後に、キャッシングは使い過ぎないようにしっかりと返済計画を立てましょう!

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