お金がないときに借金を繰り返す原因を徹底解説!
お金がないとき、どのような方法で乗り切りますか?諦めますか?何かを売りますか?多くの人は、借金をするという選択をするかもしれません。
しかし、借金は便利なものですが、何度も繰り返すようになるとかえって自分を苦しめてしまう要因にもなってしまいます。
借金を繰り返してしまう人はなぜ借金をしてしまうのか、本当に必要なときだけ借金をする人とは何が違うのか、詳しくご紹介していきましょう。
お金がない時に使える3種類の借金方法
お金がないときに借金をする、これは別に悪いことではありません。そのために、借金というものがあるのです。
借金の種類としては、主に3つあります。
- フリーローン
- 目的別ローン
- カードローン
それぞれの特徴を見ていきましょう。
フリーローン
フリーローンは、基本的には1度の申し込みで1回きりの借入を行うというものです。フリーという名の通り、利用する目的は自由の借入方法です。
追加の借入、再度の借入を行う場合は、改めて申し込み・審査・契約といった手続きが必要となります。
単発の借入であれば、フリーローンで十分というわけですね。
目的別ローン
フリーローンとは異なり、特定の目的のために借り入れをするという方法です。こちらも、1回きりの借入になります。
目的別ローンは、目的と必要金額が分かる書類の提出が必要となります。追加で借り入れが必要な時は、フリーローンと同様に再度申し込みをしなければいけません。
カードローン
決められた上限金額・極度額の範囲内で、自由に何度でも借り入れできる方法です。
ローンカード1枚でATMからいつでも借入出来るという便利さも魅力ですね。
借金を繰り返してしまう人の3つの特徴
借金を繰り返してしまう人には、どのような特徴があるのでしょうか。
- 借金を手軽なものだと考えている
- 返済できないときに新たな借金で返済しようとしてしまう
- 借金の怖さを認識していない
それぞれの特徴について、説明していきます。
借金を手軽なものだと考えている
最近では、身分証明書のみで申し込んだその日に借り入れできる商品が増えてきました。簡単にお金を借りることができてしまうので、借金に対して軽いイメージを持ってしまうこともあるようです。
フリーキャッシングやカードローンは担保や保証人不要で利用できるため、自身の責任のみで申し込み・契約ができるというのも、借金のしやすさに繋がっています。
もちろん、困った時に少ない手順ですぐに借り入れができるのは非常に便利です。
しかし、手軽に申し込み・契約できるからといって乱用して良いものではない、ということは認識しておきたいですね。
返済できないときに新たな借金で返済しようとしてしまう
借金をすれば、当然返済が待っています。毎月一定額を返済していくことになるのが一般的ですが、収入が少ない、支出が多いということで返済額を用意できなくなってしまったら、どうしますか?
本来は返済しなければいけないときに返済できないということは、あってはならないことです。しかし、どうしても返済できないときは、借入先に連絡をして返済期日を伸ばしてもらうなどの依頼をすることになります。
ただ、借金を繰り返す人の場合、返済できないと新たな借金をしてそのお金を返済にあてる、という行為をしてしまう場合があります。
借金を借金で返しても、返済額が増えてしまうだけです。
返済が出来ないときに新たな借金をするのは、借金地獄の始まりにもなってしまいますので絶対にしないようにしましょう。
借金の怖さを認識していない
借金は、あくまでもお金を借りるという行為です。当然、借りたお金は返済しなければいけないわけですから、借金をすればするほど返済に追われてしまうことになります。
期日までに返済できないと、遅延損害金が発生して返済負担が大きくなってしまいます。
そして、いつまでたっても返済が終わらない、ずっと借金を背負い続けるという事態に陥りかねないのです。そのリスクをきちんと理解できていないために、借金は怖いものであるという認識がないために、借金を繰り返してしまうと考えられます。
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キャッシングの返済滞納ペナルティー!遅延損害金とブラックへの道
必要な時だけ借金をする為のポイント
どうしてもお金が必要、そういう時に借金を利用するのは仕方ありません。しかし、安易に借金をするのはNGです。
どうすれば上手に借金を利用することが出来るか、そのポイントは次の3つです。
- 本当に必要な出費かどうかを考える
- カードローンではなく1度きりのキャッシングを利用する
- 目的別ローンで必要な金額のみを借り入れする
それぞれのポイントについて押さえていきましょう。
本当に必要な出費がどうかを考える
借金をする際に、その借り入れが本当に必要なのか、本当に必要な出費なのか、それをしっかり考えましょう。
ちょっとほしいものがある、行きたいところがある、やりたいことがある、それで借金を利用してしまうと、自分が借金をするハードルがどんどん下がってしまい、借金をしやすくなってしまうのです。
借金をする際には、本当に必要な出費がある場合のみと決めておきましょう。
また、確実に返済できる金額のみ借り入れすることも重要です。いくら必要な出費でも、返済できない金額を借り入れしてしまえば借金返済によって生活が苦しくなってしまう恐れがあります。
本当に必要な出費か、そして確実に返済できるかそこをしっかり考えるようにしておきましょう。
カードローンではなく1度きりのフリーローン等を利用する
カードローンは、何度でも自由に借り入れできる使い勝手の良さが魅力です。しかし、何度でも自由に借り入れできるということは、容易に借金を繰り返すことができてしまうとも言えます。
安易に借金を繰り返してしまう恐れがある人は、カードローンではなく1度借入したら返済するだけのフリーローンを利用すると良いでしょう。
目的別ローンで必要な金額のみを借り入れする
目的別ローンは、その目的に必要な金額のみを借り入れするものです。
目的別ローンの最大のメリットは、目的が限られていて借入金額もはっきりしているので比較的低金利で借り入れできる商品が多いという点ですね。
どの目的でいくら必要なのか、それを申し込み時に必要書類を提出することで申告します。
- 見積書
- 請求書
- 納品書
必要金額のみを直接支払先に支払ってもらうこともできますので、借りすぎる心配がないのもメリットです。
フリーキャッシングよりも申し込み時の手間がかかりますので、頻繁に借金を繰り返す、ということになりづらい利点もあります。
【参考記事】
キャッシングの必要書類、借りる額によって用意する書類も違う?
お金がない時の借金は必要かどうかしっかり判断を!
お金がない時に借金を利用する、その選択は悪いものではありません。しかし、借金を繰り返す行為は危険です。
返済負担が大きくなり返済が難しくなれば、生活が苦しくなってしまう恐れがあります。また、ずっと借金の返済が終わらない可能性もあるのです。
借金を繰り返す不安がある場合は、本当に必要な時だけ借入をする、1回1回申し込みが必要なローンを利用するなど、意識しておきたいですね。